救命事例集



  皆さんの日常生活の中で、目の前で突然に人が倒れたらどのような行動をとりますか?
この事例集では、そのような場面に遭遇した方の勇気ある行動で尊い命が救われ、社会復帰をされた救急事例をご紹介します。


 
発生日時 平成19年3月5日 午前11時頃
発生状況 40歳代の男性会社員が事務所内で仕事中、意識を失い倒れた。
応急手当の概要・経過  倒れてから約3分後に駆けつけた事務所関係者が意識状態を確認したところ、顔面にチアノーゼがあり、呼びかけに対しても反応がなく、呼吸も停止している状態でした。この関係者は、すぐに119番通報とAED(自動体外式除細動器)を持ってくるよう依頼して胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始しました。
 倒れてから約6分後にはAEDを装着して、電気ショックが行われました。この応急手当で男性の心拍が再開し、約1分後には体に動きが現れて顔色も良くなってきました。その後、救急隊が到着して病院へと搬送しました。
 この男性は、約1ケ月後に退院し、現在は通常の生活を送っています。


 
発生日時 平成20年12月9日 午後7時頃
発生状況 30歳代の男性が公衆浴場の洗い場で急に意識を失い、倒れた。
応急手当の概要・経過  その場に居合わせた客から連絡を受けた従業員がこの男性を脱衣場に移して心肺蘇生法を実施しました。倒れてから約4分後には、別の従業員が持参したAEDを装着して電気ショックが行われました。その後も引き続き心肺蘇生法を繰り返していると、体に動きが現れて救急隊が到着した時には自分で体を動かすことができるまでに回復していました。
 救急隊の搬送中には会話ができる状態となり、病院に収容されました。この男性は、約半月後に退院し、現在は通常の生活を送っています。


  この他にも、皆さんの応急手当で尊い命が救われた事例が報告されています。
「救命のリレー」の第1走者は、あなたです。
そして「完全なる社会復帰」の鍵を握っているのも、あなたの応急手当です。



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