消火器
いざという時のために、消火器の正しい知識を身につけよう
 火災に備えて消火器を置いてある家庭は年々増加していますが、皆さんはいざという時に消火器で消火できますか?
 きっとほとんどの人は「消火器の使い方を知らない」または「使い方は知っているが消火できる自信がない」と答えるでしょう。
 そこで、消火器の正しい知識を身につけましょう
消火器の特徴
粉末消火器の特徴
一般的に家庭に設置されているのがこの「粉末消火器」です。特徴を知ったうえで正しい使い方を心がけてください。
●木材・紙・布などの普通火災、灯油・ガソリンなどの油火災、電気器具・電気設備などの電気火災に使用できます。
●一瞬のうちに炎を抑え消火できますが、粉末が高い圧力で噴射されるのでとくに天ぷら油による火災などで一瞬炎が大きくなる場合があります。
●浸透性がないので木材などが燃えている場合などは消したと思っても再燃する可能性があります。
●家庭用の消火器は放出距離、放射時間が比較的短いので、火元をよくねらって消火しましょう。
●狭い部屋などで使用すると薬剤(粉)が部屋いっぱいに広がり、視界が非常に悪くなります。
消火器の使い方
数字をクリックするとイラストの説明が見られます。
手順
(1)安全ピンを抜く
(2)ホースを本体からはずし、火元へむける
(3)レバーを強く握ると薬剤が噴出します
(4)鎮火

●もう一度試してみる
消火器を置く場所
●誰もが見やすく、使いやすい所に置きましょう。
●湿気の多い場所や日の当たる所は避け、転倒しない工夫をしておきましょう。
消火器の日常点検と処分方法
日頃のチェックポイント
●安全ピンはついていますか
●キャップはゆるんでいませんか
●容器に錆や変形はありませんか
●ホースに詰まりやひび割れはありませんか



●消火器の保管について消火器は、風雨にさらされる場所や湿気の多い場所に置くと本体が腐食するおそれがありますので、こうした場所には置かないでください。
消火器の正しい処分
消火器に錆びや損傷があると、いざという時に使えなかったり、本体が破裂してケガをする場合があります。消火器に異常があるものや古くなったものは、適切に処分してください。
●消防局、消防署、出張所では消火器の収集を行っていません。
●消火器はゴミとして処分できません。
●家庭用消火器には使用期間又は使用期限が表示されていますので確認してください。
廃消火器のリサイクルシステムを利用する
廃消火器リサイクルシステムの新制度が平成22年1月からスタートしました。これにより、新消火器リサイクルシステム(新制度)に加入している消火器取扱店等であれば、どのメーカーの消火器でも回収することが可能になりました。
「㈱消火器リサイクル推進センター」のホームページで近くの加入取扱店等を調べて、お問い合わせください。
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