消防救助技術大会

長野県消防救助技術大会が毎年6月に開催されます。
消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、競い、学ぶ事を通じて、他の模範となる救助隊員の育成を目的とするもので、当消防局からも多くの隊員が参加しています。
県大会で上位入賞をすると、関東地区指導会や全国大会へと進むことができます。
長野県大会の結果
第42回 長野県消防救助技術大会の結果について
令和6年6月15日(土)
長野県消防学校で開催
ロープブリッジ渡過(全国出場枠:1)
記録 | 順位 | 出場大会 | 所属 | 氏名 |
---|---|---|---|---|
19.8 秒 | 塩尻消防署 | 塩原 快 | ||
20.0 秒 | 広丘消防署 | 小松 大悟 | ||
17.2 秒 | 優勝 | 全国大会 | 塩尻消防署 | 藤森 息吹 |
64.7 秒 | 入賞 | 明科消防署 | 平林 佑樹 |
はしご登はん(全国出場枠:1)
記録 | 順位 | 出場大会 | 所属 | 氏名 |
---|---|---|---|---|
19.5 秒 | 穂高消防署 | 長島 将太 | ||
15.9秒 | 入賞 | 塩尻消防署 | 原田 隼輔 | |
19.2 秒 | 広丘消防署 | 降幡 巽 | ||
17.7 秒 | 入賞 | 麻續消防署 | 浪江 隆介 |
ロープブリッジ救出(関東出場枠:2)
- 記録:54.7 秒
- 順位:入賞
- 出場大会:関東地区指導会
所属 | 氏名 |
---|---|
丸の内消防署 | 高山 雄嗣 |
渚消防署 | 矢島 拓己 |
渚消防署 | 百瀬 響 |
塩尻消防署 | 吉村 元 |
引揚救助(関東出場枠:1)
- 記録:87.3秒
所属 | 氏名 |
---|---|
渚消防署 | 竹内 剛士 |
渚消防署 | 古畑 静也 |
塩尻消防署 | 渡邉 友晴 |
明科消防署 | 北島 輝心 |
豊科消防署 | 砂川 大夢 |
障害突破Aチーム(関東出場枠:2)
- 記録:108.8 秒
所属 | 氏名 |
---|---|
渚消防署 | 今井 航也 |
渚消防署 | 大藏 貫太 |
芳川消防署 | 西村 一輝 |
本鄉消防署 | 越山 凌雅 |
梓川消防署 | 小林 皓一 |
障害突破Bチーム(関東出場枠:2)
- 記録:116.9秒
- 順位:入賞
- 出場大会:関東地区指導会
所属 | 氏名 |
---|---|
豊科消防署 | 根岸 大輝 |
渚消防署 | 長﨑 龍星 |
丸の内消防署 | 玉田 航太 |
豊科消防署 | 曽根 颯斗 |
梓川消防署 | 牛丸 丈一 |
これまでの結果
- 平成30年度:25人出場中、関東大会以上への出場6人
- 令和元年度:大会不参加
- 令和2年度:新型コロナウィルス感染症により大会中止
- 令和3年度:25人出場
- 令和4年度:27人出場中、関東大会以上への出場10人
- 令和5年度:27人出場中、関東大会以上への出場10人
- 令和6年度:27人出場中、関東大会以上への出場10人
関東地区指導会の結果
第52回消防救助技術関東地区指導会について
令和6年7月18日に第52回消防救助技術関東地区指導会が千葉県市原市において開催されました。
本大会には、6月15日に開催された長野県消防救助技術大会において上位入賞したロープブリッジ救出及び障害突破の隊員9名が出場しました。
ロープブリッジ救出(全国出場枠:10)
- 記録:56.5秒
所属 | 氏名 |
---|---|
丸の内消防署 | 高山 雄嗣 |
渚消防署 | 矢島 拓己 |
渚消防署 | 百瀬 響 |
塩尻消防署 | 吉村 元 |
障害突破(全国出場枠:8)
- 記録:108.1秒
所属 | 氏名 |
---|---|
豊科消防署 | 根岸 大輝 |
渚消防署 | 長﨑 龍星 |
丸の内消防署 | 玉田 航太 |
豊科消防署 | 曽根 颯斗 |
梓川消防署 | 牛丸 丈一 |
全国大会の結果
令和6年8月29日に千葉県市原市において第52回全国消防救助技術大会が開催されました。
本大会には、6月15日に開催された長野県消防救助技術大会において優勝した、ロープブリッジ渡過訓練の隊員1名が出場しました。
ロープブリッジ渡過
- 記録:18.0秒
- 順位:入賞
- 隊員所属:塩尻消防署
- 職名:消防士長
- 氏名:藤森 息吹
出場種目
ロープブリッジ渡過

種目タイプ
個人種目
競技内容
水平に張ったロープ上をセーラー渡りでスタート地点から20m先の折り返し地点まで進み、モンキー渡りで戻ってくるものです。
評価基準
往復40mの間の安全・確実性と所要時間を評価するものです。
必勝のコツ
セーラー渡りでは、上体を反らすことにより体とロープとの摩擦を少なくし、バランス良く滑らせることがポイントです。
はしご登はん

種目タイプ
個人種目
競技内容
塔の手前2m地点において、 自分の腰に安全確保を行った後、垂直はしごを15m登はんするものです。
評価基準
安全・確実性と所要時間を評価するものです。
必勝のコツ
素早く安全確保することがポイントです。
引揚救助

種目タイプ
要救助者を含む5人1組で行われる団体種目
競技内容
塔の上がスタート地点となり、救出に向かう2人の隊員が空気呼吸器装着して、塔の下にいる競技内容要救助者を探し当て搬送し、塔の上にいる隊員と協力して、引揚げ救出を行い、その後、隊員 2人も脱出するものです。
評価基準
脱出までの安全・確実性と所要時間を評価するものです。
必勝のコツ
塔の上と下でお互いの顔が見えない中、全員必勝のコツの呼吸を合わせるために、 かけ声とタイミング がとても大切です。
障害突破

種目タイプ
要救助者を含む5人1組で行われる団体種目
競技内容
スタート地点からゴール地点に至るまでの経路に設けられた5か所の障害をお互いに協力して4人の救助者全員が突破するものです。
評価基準
安全・確実性と所要時間を評価するものです。
必勝のコツ
個々の技術と鍛え上げた体力、そして何よりも 5人のチームワークがとても大切です。
ロープブリッジ救出

種目タイプ
要救助者を含む4人1組で行われる団体種目
競技内容
隊員2人が20m水平に張ったロープを渡り、対面する塔上にいる要救助者を残る隊員1人と協力して救出した後、脱出するものです。
評価基準
要救助者救出後、脱出するまでの安全・確実性と所要時間を評価するものです。
必勝のコツ
個人の磨き上げた精度の高い技術と、それを繋ぎ合わせるチーム力が大切な種目です。