火災予防のポイント
「火」は私たちの生活に欠かすことのできないものですが、使い方を間違えると恐ろしい火災に発展します。
住民の皆さんひとりひとりが火の危険性を軽視せず、万が一火災が発生したときの対応を家族や職場等で話し合ったり、各地で行われる防災訓練等に参加して、火災の被害を最小限にとどめることができるように訓練することが大切です。
火災のない安全な町づくりをするためには、住民の皆さんひとりひとりが火災を絶対に起こさないという意識を持つことが重要です。

火の用心 7つのポイント
次のことを心がけ、火災予防につとめましょう。
- 家の周りに燃えやすいものを置かない。
- 寝たばこや、たばこの投げ捨てをしない。
- 天ぷらを揚げる時は、その場を離れない。
- 風の強いときには、たき火はしない。
- 子供には、マッチやライターで遊ばせない。
- 電気器具は正しく使い、たこ足配線はしない。
- ストーブには燃えやすいものを近づけない。

住宅防火 いのちを守る10のポイント
4つの習慣

1.寝たばこは絶対にしない、させない

2.ストーブの周りに燃えやすいものを置かない

3.こんろを使うときは火のそばを離れない

4.コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
6つの対策

1.火災の発生を防ぐために、ストープやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する

2.火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する

3.火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する

4.火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく

5.お年寄りや身体の不自由な人は、 避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく

6.防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う
防炎品
防炎品とは
防炎品とは、たばこやライターなどの小さな火に接しても容易に燃え上がらず、また、火源を離せば自然に消火するよう処理された製品のことで、火災の際に着火物となりやすいパジャマ、シーツ、エプロン、カーテン、布製のブラインド、じゅうたん、枕や布団があります。
防炎品の効果について
住宅火災の死者のうち、65歳以上の高齢者の割合は年々増加する傾向にあります。
防炎品を使用することにより、高齢者や身体の不自由な方の避難時間を確保することができるだけでなく、着衣着火等の逃げ切れない火災による死者の発生を低減する効果が期待されます。
防炎品のマークについて
防炎品には、次のようなマークが添付されているものがあるので購入する際の目安としてください。

