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震災と地震火災予防

震災対策

震災対策の取り組み

私たちが住む地域は、牛伏寺断層を含む、糸魚川―静岡構造線活断層帯に起因する直下型地震の発生が危惧されていますが、松本広域消防局では「地震災害から人々を守り、安心して住める松本広域圏を目指して」を基本理念とし、事前対策の推進、発災時の対策推進、震災後対策推進の基本方針により、震災対策を総合的に推進しています。

災害対応訓練の実施

平成7年1月17日、兵庫県南部に発生した「阪神淡路大震災」を契機に消防防災関係機関と住民が一体となった防災対策の推進を図るため、この日を「松本広域圏防災の日」と位置付けるとともに、年間を通じて自主防災組織、町会組織を活用した住民参加型の「出前防災訓練」を実施し、地域防災力の向上を図っています。

災害対応訓練のイラスト

関係市村の防災情報についてはこちらをご覧ください。

地震火災を防ぐポイント

地震火災対策は万全ですか?

2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年が経過しました。
東日本大震災では、電気が原因となる火災(地震火災)が多く発生しました。

地震火災を防ぐためには、事前の対策に加え、地震直後の行動などが重要となります。
「地震火災を防ぐポイント」を確認し、防火対策を万全にしましょう!

事前の対策

力こぶを作る家のイラスト
住まいの耐震性を確保する
突っ張り棒や、転倒防止ネジがついた家具のイラスト
家具等の転倒防止を図る
感震機能が付いたブレーカーのイラスト
感震ブレーカーを設置する
暖房機器の前に置かれたクッションに、大きくバツマークが書かれたイラスト
暖房機器周辺の整理整頓をする
消火器を噴射させる手のイラスト
住宅用消火器等を設置する
全ての部屋に火災警報器がついた家の横に、消防士が立っているイラスト
住宅用火災警報器を設置する

地震直後の行動

プラグを抜いたコンセントと、「切」にしたブレーカーのイラスト
停電中は電気器具のスイッチを切る
電源プラグをコンセントから抜く
避難するときはブレーカーを落とす
倒れてオイルが漏れている石油ストーブの上に大きくバツマークがかかれたイラスト
石油ストーブや石油ファンヒーターからの油漏れの有無を確認する

地震発生からしばらくして (電気やガスの復旧・避難先から戻ったら)

クッションがそばに置かれたストーブと、コードが切れているストーブの上に大きなバツマークが書かれたイラスト
ガス機器、電気器具及び石油器具の使用を再開するときは、機器に破損がないこと、近くに燃えやすいものがないことを確認する
煙が出ている冷蔵庫とテレビの上に大きなバツマークが書かれたイラスト
再通電後は、しばらく電気器具に異常がないか注意を払う

(イラスト出典:総務省消防庁)