応急手当・救急現場に遭遇したら
応急手当普及活動
救命の輪を広げよう
急病人やけが人が発生した場合、バイスタンダー(その場に居合わせた人)の速やかで正しい手当てと救急隊への引き継ぎは、尊い命を救うために必要な連鎖です。
今日では、バイスタンダーの応急手当で多くの命が救われたといった事例が多く報告されるようになっています。
しかし、救急現場に遭遇し適切な処置を行うためには、日頃から正しい知識と技術を身に付けておく必要があります。
松本広域消防局ではAEDを含めた応急手当講習会を行っておりますので、みなさんの積極的なご参加をお待ちしております。

救急現場に遭遇したら・・
もし、あなたが救急現場に遭遇したら…
CPRが救命の連鎖のすべてではありません。
その場に居合わせた人たちの「協力」や「連携」が人命救助にはかかせない要素となります。
緊急事態に遭遇したら、勇気をもってあなたに出来ることをしてください。
AEDの設置場所のご案内
- AEDの設置場所についてはこちら(日本救急医療財団AEDマップ)
- スマートフォンアプリ『QQMAP』のダウンロードはこちら(iOS版のみ)
※日本救急医療財団AEDマップアプリからご覧いただけます。

協力
尊い命を救うためには、1人よりも2人、2人より3人…。
周囲の安全確認。
救急車の誘導。
周囲の安全確保。
人工呼吸や胸骨圧迫の交替。
色々な形での救命リレーへの協力があります。
一歩前へ踏み出し、あなたの手を差し伸べてください。

連携
救命への第一歩は、発生現場にいる皆さんの目の前から始まっています。
すぐ側にいる家族、偶然居合わせた市民の皆さん、救急隊員、医師…。
救急蘇生に関係するすべての人たちがそれぞれの役割を認識し、確実に遂行してこそ、社会復帰可能な救命に近づきます。
『すべての人の連携』なくして、救命はあり得ません。

連続性
勇気をもって声をかける…。『もし、もし』『大丈夫ですか』
この勇気ある声から救命はスタートし、救命のための救急蘇生法を行い119番へ通報する。
救急隊がより高度な救急救命処置を実施し、医療機関で救命治療を実施する
発生の現場から医療機関に搬送されるまで、『救命手当』『救命処置』『救命治療』が連続的に実施されなければなりません。

予防策
『高齢者の入浴時間の違いやお子さんの表情しぐさの違い』
『プールや海でお子さんから目を離さない』
『危険な物をお父さん、お母さんが理解し、お子さんの手の届くところに置かない』
『危ないものを危険と感じ、注意を払う』
事故を未然に防ぐことも救命への重要な要素です。
